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9月25日は記念すべき日になりました。
同僚のHちゃんがチケットを取ってくれ、 歌舞伎座で初めて歌舞伎をオットと 同僚Hちゃんと3人で観てきました。 堪能しました~ぁ。(´。`)=3 ホゥ 素晴らしかったです。 以前に何度か能や狂言を観る機会があり、 その度に「次は歌舞伎を観てみたい」と 思っていたのですが、 10年越しの念願ようやく叶いました。 しかも、以前から憧れていた中村吉右衛門が 弁慶を演じる「勧進帳」ですよ! 中村吉右衛門と言えば、鬼平犯科帳。 私はとにかく"鬼平"こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が大大大大好きで、 演じる中村吉右衛門が歌舞伎役者であることをあとになって知ったのでした。 (おはずかしー) 写真左のお姉さんが売っています。 イヤホンガイドと、パンフレットがあれば、向かうところ敵ナシだと聞いたので 迷わず購入&レンタルです。 イヤホンガイドはHちゃんの歌舞伎会割引で一人1600円に。 ちなみに1000円は保証金で機械を返却するときに返してもらえます。 (通常は1650円だそうな。) ちっこいバックでは入りきらない手荷物を抱え今度は座席へと進む一行… わあわあ言っている内に辺りが暗くなりいよいよ上演開始。。。 9月大歌舞伎(夜の部16:30開演)出し物は以下の3つ。 (話題とみどころ は九月大歌舞伎より) ―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―- 一、 平家蟹(へいけがに) 話題とみどころ 平家が滅亡して二ヶ月後の壇の浦では、生き残った官女たちが、惨めな暮らしを強いられています。そのひとり玉蟲(芝翫)は、夜ごと集まる赤く大きな平家蟹たちに、平家の武将たちの名を付け呼びかけるほど、栄華への未練と源氏への恨みを断ち切れずにいます。平家の武将から僧となった雨月(左團次)に諭されても聞く耳を持たず、妹の玉琴(魁春)が源氏方の那須与市の弟与五郎(橋之助)と恋仲にあると知るや、その怒りは頂点に達した様子。二人の仲を許したと見せ、平家蟹の肉を浸した源氏調伏の酒を飲ませて、呪い殺してしまいます。女性の強い信念に、おどろおどろしさがあいまった展開は、岡本綺堂が、江戸時代の草双紙からヒントを得て描いたものならでは。リアルにうごめく平家蟹が、芝翫の玉蟲の妄執ぶりを引き立てます。 二、 歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう) 話題とみどころ 兄の頼朝に疎まれ、都落ちを余儀なくされた義経(福助)と家来の弁慶(吉右衛門)一行が、安宅の関で、関守の富樫左衛門(富十郎)にあやしまれ、詮議を受けます。能の『安宅』をもとにした松羽目物の荘重な長唄舞踊劇で、歌舞伎の代名詞と言っても過言でない人気作。知略と豪快さを併せ持つ弁慶に吉右衛門、颯爽として情に厚い富樫に富十郎という垂涎の顔合わせに、気品ある福助の義経を得た、見逃せない一幕です。 三、 忠臣蔵外伝 忠臣連理の鉢植(ちゅうしんれんりのはちうえ) 話題とみどころ 四十七士のひとり竹森喜多八(歌六)は、杢右衛門と名を替え植木屋を営み、同じく千崎弥五郎(梅玉)は、弥七と名乗り、ともに働いています。ある日弥七は、植木見物に訪れた高師直の愛妾お蘭の方(時蔵)が、かつて恋仲だったお高であることを知って驚愕。怒りにまかせてお蘭の方に当たりますが、杢右衛門になだめられます。実は彼女は、弥五郎のために師直に近づき、高家の絵図面を入手して、彼に手渡そうとやって来たのでした。「忠臣蔵外伝」のひとつで、浪士のために、自らを犠牲にする女性お蘭の方の悲哀が、涙を誘います。 ―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―- 一、 平家蟹(へいけがに)は不気味で話の先が読めず(パンフレットを最後まで読めなかった)おもしろかったです。姉、 玉蟲が蟹に語りかける姿は狂ってる感が良く伝わってきました。夢なのか現実なのか蟹たちがぞろぞろでてきたり舞台が回転したりと派手な演出が怖いような笑っちゃうような、体験したことない世界でした。 長い扇の房で妹とその婚約者を打つ姿は特に笑いと恐怖の境目でした~。 イヤホンガイドは借りてて良かったです。台詞の翻訳みたいなものかと思ったら それだけでなく、作品情報をいろいろと教えてくれます。案内役は演目ごとに変ります。 平家蟹で案内を担当してくださった高木美智子さんはとてもわかりやすい解説で、ウラで生で解説入れているようですがタイミングといい、そこが知りたい!てなピンポントの解説といい最高でした。 二、 勧進帳(かんじんちょう)は解説の方こそ大雑把で「と、いうわけで」とか言っちゃって説明してくれないんですよ。一瞬電波の入りが悪くて聞き逃しちゃったのかと思うほど結構いい加減な台詞解説。お能が原作のお話だけに、この話こそ台詞の訳をつけてもらいたかったんですがねー。でも舞台そのものがパーフェクト!だったので芸術は言葉を越える!かしら?あー、でも解説の最後で 「この二人はこの世で二度と会う事はなかった。」 は泣きそうになりました。 吉右衛門さんは50歳を超えてあの激しい舞台とは…!!圧巻です。 初めての歌舞伎でいきなりこの役者でこの作品を観られたのはラッキーです。 一気に歌舞伎いいわぁ。な気持ちになりました。 三、忠臣蔵外伝 忠臣連理の鉢植は掛詞を使って言葉遊びも巧みな“尽す女系悲恋モノ”で普通はぐっとくるはずなのだと思うのですが、…出し物三つ目にして集中力が続かず。 しかも一つ前の舞台があまりにも衝撃的で心に残ってるものですから、たまに空を見つめながら「吉右衛門さま〜(はーと)」状態でした(汗 。。。ええのぅ。ちょっと暗いけど上の写真は花道と桟敷席。 (ちなみにこの席のチケット代は16800円!) お弁当の値段は2000円くらいから。始まる時間が16:30で終わるのが20:30を回ってしまうことを考えると幕間に食事をするのが丁度いいようです。 この日はお茶してから行ったのでお弁当はやめましたが、次回は是非!いあ、絶対! (もちろんまた行く気ね♪) お土産は甘い物なんかも売ってるんです。 Hちゃんのつよーい薦めで正庵さんの「あんず大福」を買いました。 これがまた最強でした! チョイチョイとあっ中間にラッピングしてくれました。歌舞伎座土産って感じでグー。 残4つを二人で買い占めました。 また来るぜっ! と心の中で決め台詞のくらげ。 次回の歌舞伎座襲撃は 11月となりそうです。。。 (まさに速攻・・・^^;
by xxqulagexx
| 2005-09-27 10:15
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